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以下僕の机上の空論です。
日本のLinuxユーザーを大きく分けると2種類がいて、一つは国産を好む。これらのユーザーはVineを使いがちです。
もう一つの種類は主流派でDebianかUbuntuを使いがちです。
そこで一つ問います。日本語圏で割と知名度の低いArchを使ってらっしゃるユーザー様は、どういうきっかけでArchを使ってみようと思いましたでしょうか。
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自分は、linuxというものを理解したくて、よりシンプルなデストリビューションを探していました。
その時ArchWikiの「The Arch Way」を読んで、これだなってなってから、ArchLinuxを使って2年目に入るところです。
FreeBSD -> Vine -> Debian -> OSX -> ArchLinux と移ってきました。
FreeBSD の Ports が便利だったので、ABSの使いやすさに魅力を感じます。
AURのお気軽さも心地良いです。無いものはつくろう。
基本的に最新かつバニラ(パッチとか当てない)という方針もステキです。
編集者 kusanaginoturugi (2016-04-22 13:40:07)
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私は、過去に何度もLinuxを「インストールしてアップデートだけ」していました。(実用するところまでには至らなかった)
そのうち別にLinuxである必要ないよな。結局落ち着くのはWindowsだ。と考え、Linuxを使うこともなくなりました。
所々の事情により、職場を代わり、実際にWebサーバーとして稼働しているLinux(Centos6)を触る機会に出会い、考えが分かりました。
一からLinuxを学ぶには「余計なものが一切入っておらず、それでいて情報が充実しているディストリビューションがいいだろう」
ということで、もそもそ探していたところ、「archlinux?聞いたことないな。でも、ロゴかっちょいいな」からarchlinuxがどんなものか
もそもそ調べていると、他のディストリビューションを使ってる人でもarchlinuxのwikiを頼りにしてる人が結構いるとかなんとか
Linuxを学にはこれがいいだろうということで、利用を始めました。(ロゴが気に入らなかったらスルーしていたかもしれない・・・)
デスクトップ環境もそもそいじって、LAMP環境作ってwordpressいれて、WEBページ作って、圧縮ファイルの解凍が面倒くさいからWineで
Windowsの解凍ツール使えるようにして次は何しようか?と模索中
(Dockerとそれに対するコンテナはちょっと敷居が高そうだった・・・でも、Wineって落ちたり問題が起こることが多いので、こういうのこそ
コンテナ内で動かした方がいのかもしれないとか思いつつ放置中)
状況的にはDOSからWindows3.1、95の時代を再度体験しているようで、面倒くさいけどやりがいがあり、環境が整っていく過程が心地よいです。
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FreeBSD -> Vine -> Debian -> OSX -> ArchLinux と移ってきました。
途中のOSXが案外ですね。ちなみに僕も流れ者です。
WinXP -> #! -> PC-BSD -> Debian -> Arch
オフライン
サーバ用途だと RHELやCentOSが主流で、モバイル用途だとAndroidが殆どで、
デスクトップ用途だと、
資金力と商業主義傾向のあるUbuntuは、世界的にシェアを高めており、
実用のためにフリーソフトウェア思想を大幅に棄てて妥協をしているため、国内でも商業メディアが無料ソフトとしてUbuntuを採り上げがちなので、
かなりの割合がUbuntuに手を出していると思われます。
ほかに割合が多いと思われるのは Fedora で RedHat Linux の頃に遡れば古参ですから、世界的に知名度が高くユーザも多いため、国内でもそこそこの人が手を出していると思います。
かつてGNU/Linuxの多言語対応が不足していた(UTF-8も無かったし、フォントも足りないし、翻訳も足りない)頃は「国産」が必要な人がかなり多く、その頃は Vine や Turbo、Plamo などの「国産ディストリビューション」が好まれてはいました(あと、KNOPPIX の日本語化版)。
他方で、Linuxカーネルではありませんが、 PC-98x1シリーズに対応している他のOSとして、FreeBSD(98)に手を出す人も多くありました(これは、Slackware や RedHatくらいしか選択肢の無かったのと同時代です)。
以上は「机上の空論」の話です。
さて、Archですが、余計なことをしてくれないことが特徴で、それがときに利点になることがあるからです。
例えばUbuntuだと、実用性と、操作能力が不足しているユーザへの対応のために、わざと「大きなお世話」をやるディストリビューションです。パッケージをひとつインストールするのにも、dependencyでほかのパッケージが大量に入れられてしまう傾向がとりわけ高い。それに、多くの設定はGUIでやり、システムの内部への理解が深まる機会が少ない傾向があります。
システム内部について学習をする修業のためには、余計なことをしてくれないディストリビューションの方がよいわけです。
また、カスタマイズをすることを愉しみと捉える人にとっても、システムの内部を理解し変えていけるディストリビューションの方がよい。
そうすると、選択肢としては、Arch、Gentoo、そしてLFSでも読みながら自力で組む、というのが主に挙がると思われます。(なお、Slackwareを挙げる人もいるでしょう。プロのadminになりたければ、RHEL系やDebian系をあえて選ぶかもしれません。)
Arch は、GentooやLFSと異なりビルドする手間暇がかからない(原則としてバイナリパッケージである)のが特徴です。
私は、Archをメインに使ってはいませんが、設定や理解の修業のために手を出したというのが一つの理由ですね。
(使えさえすればいいという即物的なのもどうかと思いますし、そもそも管理している当人自身がよく理解していないままなんとなく使っているというのは危険です。)
Archは、自力で設定をしないといけないことが多いので、ArchWikiの内容が充実していることもメリットですね。
あとは、Fedoraなどと同様に、最近のソフトウェアが積極的に入ってくるのがメリットだと思います。
ローリングリリースで、(ビルドはしないといけませんがAURを含めると)パッケージ数も多く、取っ替え引っ替え試すには便利です。
以下3点ですね。
1) シンプルさ
2) ドキュメントの充実度
3) ローリング・リリース
シンプルなディストロは、Gentooなどもありますが、リポジトリのソフトをいちいちソースからコンパイルしないといけないので・・・
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